昼休み、お昼は3人一緒に食べることにしてるo
優菜姉の顔が早く見たくて急いで屋上に向かうo
屋上にのぼる階段の下のすぐ傍に尚人がいたo
「和志兄」
「尚人?どうして屋上に登らないんだ?」
「優菜姉が告白されてるo邪魔しちゃ悪いだろ?」
「告白・・・・・」
どうするんだろう、了承するのかな・・・?
ソイツと付き合っちゃうのかな・・?
「断ると思うo優菜姉の顔が申し訳なさそうだったから」
「マジで?良かったぁ」
ホッとした俺の顔をジーッと尚人が見るo
「和志兄って・・・・マジで優菜姉のこと好きだよね」
「だってそりゃぁoメチャクチャ可愛いし綺麗だろ」
「でも優菜姉だってずっと俺たちの姉ちゃんじゃないんだよ?
誰かと付き合っていつかは結婚する」
尚人の言葉が俺に重く圧し掛かったo
分かってるよ、分かってるよ、そんなことo
だけど今はo今だけは夢を見させてよo
俺たちだけの優菜姉だ、ってo